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A Fistful of Films

一握りの映画のために...

サンドイッチはオシャレなのか?

ひきつづきサンドイッチのお話を。試しにサンドイッチのレシピをネットで調べてみた。思いのほか、かなり手の込んだものが多い。その分厚さといい、ハムと野菜の織りなす色彩といい、ウッド調の落ち着いた食器といい、それはわたしの思うサンドイッチとはお…

サンドイッチの楽しみ

サンドイッチが無類に好きだ。あんなに手軽で美味しいものはない。一人暮らしの学生の分際からすれば、サンドイッチは「お手軽グルメ」の究極体のように思える。それは料理に嫌というほどつきまとう手間、面倒、時間のすべてを面白いように削ぎ落してくれる…

窓口の闘争

渡瀬恒彦追悼:『狂った野獣』

渡瀬恒彦の追悼上映を先週から始めている。何本見るかはまだ決めていない。ポスト撮影所時代の俳優とはいえ、そのフィルモグラフィはあまりに膨大だ。それをデビュー時から現代まで網羅的に見ていくのはいくらなんでも厳しい。そんな時間はない。なので、と…

渡瀬恒彦のこと

映画史を彩った俳優たちが次々に逝去していく。ミシェル・モルガン、エマニュエル・リヴァ、松方弘樹につづき、この春先には渡瀬恒彦が亡くなった。3月14日のことだ。偉大な俳優が亡くなると、いつも自宅で追悼上映をやることにしている。その足跡をいま一度…

ボールペンは二度死ぬ

先週、Amazonでボールペンを二ついっぺんに注文した。メーカーはクロスとファーバーカステル。いずれも舶来品だ。とはいえ、とびきり高価というわけではない。前者は「イージー・ライター」、後者は「グリップ2011」というシリーズのもの。それぞれ2000円ほ…

第70回カンヌのポスターにC.カルディナーレ

今年のカンヌのポスターに若き日のクラウディア・カルディナーレ(C.C.)が起用された。元となった写真が撮られたのは1959年。『上と下』でM.ドモンジョと共演した年だ。翌年には『若者のすべて』に出演する。つまりこの写真はカルディナーレの輝かしいフィ…

「コルシア書店」再訪:須賀敦子について

かねてから須賀敦子を尊敬してやまない。翻訳者やイタリア文学者以上に随筆家としての彼女を。その文章に初めて触れたのは学部生の頃だった。どうすればこんなに美しく聡明な文章を書けるのだろう。率直にそう思った。その思いは今でも変わらない。あれから…

ロバート・クレイマー特集再び

来たる5月に渋谷イメージフォーラムでロバート・クレイマー特集が開催されるらしい。特集タイトルは「アメリカを撃つー孤高の映画作家ロバート・クレイマー」。Twitterでその情報を目にした瞬間、わたしの心のなかには歓喜にも似た感情がしばらく湧いた。と…